第25回国際看護師協会4年毎大会に参加しました。

2013年5月24日

 平成25年5月18日から23日、オーストラリアのメルボルンにおいて開催された The 25th Quadrennial Congress of the International Council of Nurses(第25回国際看護師協会4年毎大会)に参加し、研究発表をしてきました。国際看護師協会(International Council of Nurses / ICN)は、各国の看護師協会から成る組織で、130以上の国の看護師を代表し、国際的な保健医療専門職団体として、1899年に世界で初めて設立された最大の組織です。ICN大会は、世界各国の看護師が参集する最大の学術大会で、近年は、100カ国以上から約4,000人以上の看護師が参加しています。今回も120カ国から3990名の看護職者が参加し、日本からの参加者は204名、発表演題は60演題でした。当院からは、蛯原看護部長、山田師長も参加をしました。

 今回の発表のきっかけとなったのは、2年前に進学した滋慶医療科学大学院大学医療安全管理学修士課程において手厚いご指導いただいた先生方が勧めてくださったことです。今年の3月に修士号をいただき、まとめた修士論文の一部から今回の発表をしました。演題名は、「Psychophysiological workload of hospital nurses in day and night shift」で、三交代勤務をする病院看護師の日勤と深夜勤の生理心理的負担を明らかにすることを目的とした研究内容です。

ICN4年毎大会に参加しての感想は、120ヵ国の看護師が参加しているだけあって様々な人種が集まり、まさに看護師のオリンピックといった様相を呈していました。特にオープニングセレモニーでは、民族衣装をまとった方も多くおられとても華やかでした。

 発表は、英会話が苦手なので発表原稿を準備していましたが、決められた時間にポスター前に立ち質問を受けるスタイルでした。ドキドキしながらポスター前に立っていると英語で質問され、ドギマギしましたが一緒に参加をした大学院の先生に助けていただき対応をすることができました。他国の方と意見交換をすることで勤務体制や内容が違うことを知ることができました。また、他の研究者のポスターやプレゼンテーションは、凝ったデザインあり、上手く図表を使ってアピールしているものあり、文字が大部分を占めているものあり、宣伝ポスターのようなものあり、いいところも悪いところも勉強になりました。

 このような貴重な経験が出来たのも、蛯原看護部長をはじめ、三木院長、仲田事務長が勤務をしながら大学院に通学できるように多大な配慮をしてくださっただけでなく、三菱京都病院の看護師として初めての海外出張に理解を示していただき、ご尽力頂いたからです。心から感謝をするとともに、本当にこの病院に勤めて良かったという思いでいっぱいです。日々、看護師として患者さんやご家族と出会い、様々な経験や知識を得て次の看護に生かせるように研究として形に残し、内外に発表し共有するという小さな積み重ねが医療や看護の発展につながると思います。今後も働きながら、研究を続けていくだけでなく三菱病院に勤めるスタッフに自分が学んだことを伝え、多くの成果がこの病院から発信できるように協力をしていきたいと思います。

師長 林 知江美

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