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新型コロナ第7波による医療のひっ迫について―重症患者受け入れ医療機関からのお願い―

2022.07.25
新型コロナ第7波による医療のひっ迫について―重症患者受け入れ医療機関からのお願い―

【新型コロナウイルス感染症重症患者受入医療機関】

京都府立医科大学附属病院 病院長 夜久 均
京都大学医学部附属病院 病院長 宮本 享
京都第一赤十字病院 病院長 池田栄人
京都第二赤十字病院 病院長 小林 裕
京都医療センター 病院長 小池 薫
宇治徳洲会病院 病院長 末吉 敦
京都市立病院 病院長 黒田啓史
京都桂病院 病院長 若園𠮷裕
康生会武田病院 病院長 武田 純
医仁会武田総合病院 病院長 三森経世
洛和会音羽病院 病院長 神谷 亨
京都岡本記念病院 病院長 髙木敏貴
三菱京都病院 病院長 小野晋司
【京都府医師会】 会長 松井道宣



新型コロナウイルス感染症の第7波は、猛烈な勢いで拡大しています。それに伴って医療体制のひっ迫が顕著になってきました。われわれ重症患者対応医療機関は、京都府における医療がすでに危機的な状況であることを京都府民の皆様に知っていただき、少しでも新規感染者数を少なくするために、国民の皆様にお願いのメッセージを発出します。

1. 医療の危機的状況を知ってください
新型コロナウイルスのオミクロン株、特にBA.5の感染力は凄まじく、新規感染者数は過去最高を日々更新しています。とくに若者や子供世代の感染が急拡大しています。医療従事者も例外ではなく、本人あるいは家族の感染や濃厚接触などにより、休務を余儀なくされる医療従事者が急増しています。このことは新型コロナ感染症の治療だけではなく、それ以外の通常医療にも多大な影響を及ぼしています。入院や手術等に制限をかけざるを得ない医療機関も多くなってきました。 また、新型コロナ感染症による救急件数が急増しているため、それ以外の病気による救急を受け入れることもかなり難しくなっており、救急搬送困難例が急激に増えています。助けることができるはずの命を助けられなくなりつつあります。夏休みや様々なイベントなどで人出が多くなるシーズンですが、京都府民の皆様には医療が現在、危機的な状況にあることをぜひ知っていただきたいと思います。

2. 3回目のワクチン接種をしてください
ワクチンはBA.5に対しても効果があります。65歳以上の方の9割近くは3回目のワクチンを済まされ、4回目のワクチンも進んでいますが、若い世代の3回目接種はそれほど進んでいません。ご自身が感染し重症化することを防ぎ、後遺症を減らすためにも、また周囲の人に感染を広めないためにも、若い世代の皆様には3回目のワクチン接種を是非受けていただきますようお願いいたします。

3. 「マスクなし会話」には感染リスクがあることを認識してください
新型コロナウイルスによる感染が起こる場面で最も多いのは、マスクを外したままでの会話です。インフルエンザとは異なり、新型コロナウイルスは感染してまだ症状が出ていない時期であっても、他人に感染させる特徴があります。「お互い元気そうなので、マスクなしでも話しても大丈夫」ということはありません。「マスクなし会話」には感染リスクがあることをぜひ認識してください。

祇園祭も3年振りに行われ、今後いろいろな場所で花火大会、また大文字五山の送り火も行われる予定で、いよいよ京都は本格的な夏を迎えます。京都府民の皆様には今回のメッセージを念頭に置いていただき、コロナにかからない、かからせないよう、十分な注意をして夏を楽しんでいただければと思います。

皆様の感染対策への意識がご自身そしてご家族など大切な方を守り、京都府民そして京都府の医療体制を守ることにつながります。どうぞよろしくご協力のほどお願い申し上げます。

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